残念パパが主夫をした結果、主夫マニュアルが出来たというお話。
朝早くから仕事が始まり、
長い時間中腰で肉体労働、
ご飯を食べられないことがあり、
残業も毎日あり、
深夜勤務も当たり前、
年中無休で、
給料も出ない仕事はなんでしょうか?
答えはお母さんです。
改めまして、いのっちです。
かみさんがインフルエンザにかかったため、2日間ほど会社をお休みして家事をやってみました。
冒頭の文章はどこかの国のテレビCMで、このクイズの答えを聞いた若者がお母さんに感謝するという内容です。
うろ覚えなので、大分内容が違うかもしれませんが、何処の国もお母さんは偉大ということです。
二日程度ですが、残念パパの当方が主夫をしたのでつらつらと、主夫業務の内容と感想を書いていきたいと思います。
なんというか、当方は育メンにはほど遠いと思いました。
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1)主夫業1日のスケジュール
一応、かみさんが毎日何をしているのか大まかには知ってはいるので、それっぽくやってみました。
①タイムテーブル
当方がその日行った主夫業を時系列に列挙してみました。
6:10 朝ごはん準備
6:20 ゴミ出し
6:30 長女(小学生)を起こす
6:40 洗濯物を畳む/洗濯機を回す
7:10 長男(幼稚園児)起床
7:30 長女小学校出発
7:40 長男、次女の世話
8:00 自分の朝食
8:40 かみさん病院へ連れて行く
10:00 長男をお義母さんに預ける
10:30 次女と散歩
11:00 食器洗い
11:30 昼食作成
12:00 昼食
12:30 洗濯物を干す
13:00 仕事
14:30 長男お迎え
15:30 長女帰宅
16:00 洗濯物を取り込む
16:30 子どもを風呂に入れる
17:00 晩御飯を食べる
18:00 食器洗い
18:30 子供と遊ぶ
19:30 掃除
20:00 子供と遊ぶ
21:00 寝室に移動
21:30 子供たち概ね就寝
22:00 アイロンをかける
23:30 次女起きる
不明 次女寝る(この辺はかみさんに頼ってしまい時間不明)
列挙してみて改めて思いましたが、
飯食ってる暇ねぇ。
キツイ…息つく暇がない…。
列挙したので、各時間帯に何をしたのか、詳細を書いていきます。
②朝の支度 6:00~12:00
朝は戦争です。
実は当方は朝起きて家事を始めてすぐに気が付いたのですが、「かみさんと同じ分量をやったら絶対に間に合わない」と思い、
速攻で朝の床掃除とトイレ掃除を省略しました。
子どものご飯と支度を優先せざるを得なくてどうにも…。
幸いだったのが、長男(幼稚園児)がすでに冬休みに入っていたので、こちらは無理して着替えさせる必要もなかったのが幸いです。
にわか主夫にはかみさんが通常やっている家事業務をこなすことなどできるはずもなく…。
長女が予想以上に着替えないし、飯食わないし、学校の準備をしないのでやきもきしました。
我が家は出発時間になるとAlexa先生がアラームを鳴らしてくれるのですが、アラームが鳴っても、まだテレビを見ている長女に愕然としました。
かみさんがフラフラと寝室から出てきて「これ忘れてるよ」といって、娘に何か渡していたのですが言われなかったら忘れ物もしてただろうし…。
この間も洗濯物を畳んだり、回したりしながら、バタバタと長男と次女の相手もしていたのですが、長男の我が儘にイラッと来て叱ったのを
かみさんが見ていて「長男が八つ当たりされてかわいそうなのでお義母さんに預ける」という流れになり、かみさんを病院に連れて行った後にかみさんの実家に預けられる長男…。
当方はそんなにイライラしていたのでしょうか…。
この対応は正直ちょっと傷ついたのですが、当方はどうも長男にはあたりが強いらしいのです。
そんなつもりはないのですが、長女や次女を甘やかしているとか…?
本人的にはそんなつもりないんですけどね…。
でも、息子と娘どちらがかわいいかと問われたら「娘です」と即答する自信はあります。
この辺がかみさん的に「残念パパ」ということらしいです。
③昼の家事 12:00~16:00
昼ごはんの後に洗濯機で回していた洗濯物を干しました。
通常は午前中には洗濯物を干すのですが、かみさんの病院と子どもの世話で間に合わず…。止む無く午後に干しました。
冬のこの時期に洗濯物を昼から干しても乾かないことも普通にあるので失敗でした。
実は家事の合間も会社からの電話が頻繁に掛かってくるので、止む無く対応しながら家事していたのですが、仕事しながらだと家事全然進まないし、次女が当然邪魔してくるしで、これも裏目に出ました。
本当はこの時間は晩御飯の準備をしないといけなかったらしいのですが、それもできず。
子どもが3人揃ってしまうと家事が進まなくなるので、「基本前倒し」と、かみさんに釘を刺されましたができませんでした…。
このあたりから大分、ぐったりしてきました。そりゃ、体調崩すわな…。
④夜の残務 16:00~就寝まで
16:00には子供も全員揃っていたので、すぐにお風呂に入りました。
子どもが3人いて、うち2人は自分で体を洗うことができない(長男はやらないの間違いですが)ので、一人ずつ洗います。
長男は洗ったら長女に面倒を見てもらい、その間に次女を洗っていたのですが長男が風呂を出ると騒ぎだしグダグダの展開に…。
次女も当方も風呂に使っていないので、今出られると困るからちょっと待てと言っているのに出てしまう長男…。
無理やり体を拭いて、解き放つとフラフラとかみさんが表れて長男の世話を焼いています…。
頼むから寝ていてくれよ…。
晩御飯は作っていなかったので、いつの間にか出前がとられていました。
有難い反面、当方も大人なので多分何とかしたと思うのですが、それを待てないかみさん…。
解熱剤が効いて具合が良くなったかみさんは床の汚れか気になるようで掃除を始めようとします。
掃除機を奪い、掃除をし、子供と遊び、気がつけば21:00になっていました。
この日は珍しく全員21:30くらいには就寝したので、その間にアイロンをかけました。
巾着袋、ランチョマット、ハンカチ類、幼稚園のスモッグ、体操着などなど。
思ったよりも量が少なかったので、すぐに終わりました。寝室に戻ってうつらうつらしていたら次女覚醒。
23:30から元気一杯遊び始めたのを見て暫く付き合っていたのですが寝てしまいました。
夜中にかみさんが相手をしていたらしく、気がついたら次女は寝ていました。
病気のかみさんに面倒を見させるという失態をしてしまいました…。結構、疲れてたみたいで…。
しかし、一番困ったのは解熱剤を飲んで元気になったつもりのかみさんが、家事をやってしまうことですね。
止めても止めても家事をやってしまう。
…アホなんですか!?
解熱剤が切れるとさらに具合が悪くなるというどうしようもないことを繰り返していました。
気合じゃ病気は治らないのよ。。。
因みに二日目以降は少し早く起きて、家事を前倒しにしたり、夕飯も作ったりもできたので初日よりはましでした。
同じような話を書いても仕方がないので割愛しますが、初日同様大変でした。
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2)主夫をやってみての感想
毎日家事・育児をしているかみさんのスピードについていけるはずもなく、2日間やっただけでクタクタになりました。
これを毎日やってるのかと思うと、体調を崩した理由もわかります。
学校や幼稚園があると、朝は段取りよく家事をこなしていかないと回らないもんなんですね…。
最近は次女(1歳3カ月)が23:30くらいに目を覚まして、3時間ほど起きて遊ぶとか、夜中に何度も夜泣きで起きるとか…。
ハードモードも続いていたのでなおさらですね。
これで無給な上に無休と考えると給料を出してあげたい気持ちにはなりますが、なかなかねぇ…。
当方はできる範囲で家事・育児のフォローの幅を広げてみようと思います。
後は今回、かみさんはインフルでも家事をすることがわかったので、無理やりにでもかみさんを休憩もさせる仕組みも必要そうです。
…全く方法が思い浮かばないのであれですが(既に過去に色々試している)
因みにかみさんから色々と家事の段取りが悪いとツッコミを日々受けておるのですが、
同じクオリティになるわけもないので、良いところ「50%劣化版かみさん」が当方の主夫としての実力かと。
洗濯物の畳み方とか、子供の衣類が長男・長女・次女・かみさん分がごちゃ混ぜになっているとか、晩御飯は昼には作っておくだとか色々言われても、
普段あまりやらないからわからないし、悩ましいところです。
お母さんは偉大ですよ。ほんと…。
3)マニュアルを作ってみた
つまり、普段かみさんが言っている家事の手順や段取りをまとめたマニュアルを作ってしまえば良いと気が付いたわけです。
で、こちらが出来上がったマニュアルです。まずは表紙から。
こちらが目次
内容のサンプルです。今回は洗濯物の畳み方をレクチャーしているページをご紹介。
折角なので、もう一ページだけご紹介。畳み方とその畳み方の合理的な理由を説明。
残念パパ向けに全行程図解付き、アクションシート、地域毎のごみ取集曜日時間帯リスト付きで、
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…というのは本当に冗談ですが、説明書の画像素材の99%は当方の手作りです。
この通り、実際に説明書も途中まで書きましたし(笑)
真面目に作ったら150~300ページの超大作で、作るだけで60時間はかかりそうです。
かみさんにたまに冗談で「マニュアル作ってくれればその通りやる」と言っているのですが、
流動的にルールが変わっていく主夫業においてはマニュアル見ながら実践するのは難しいでしょうね。
残念パパもかみさんの役に立ちたいと思っているのですよ。
これがねぇ、こちらの気が利かないせいでうまく伝わらないんだなぁ…。
かみさんが疲弊する前にもう少し家事・育児回りをフォローすべきだったのでしょうが完全に失敗しました。
一つ愚痴を言うなら、「病気の時くらい寝てろ」
とは、言いたいところですが…。
流石に今回のオチはやりすぎたので、違う意味で疲れました。
次回はライトなネタを書きたいと思います。では、また!
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