自宅で玄米を精米する。ご飯がおいしくなる。
こんにちは。主夫マニュアルを書いたため、少々廃人なっているいのっちです。
あのマニュアル作成だけで1時間半くらいかけてしまいましてね…。あれの反動でちょっとグッタリしていました。
オチに使おうと思って始めたんですが、始めたら手を抜けなくなってしまいまして…。
さて、余談でしたが義理の妹さんのおうちに遊びに行ったら精米機があったので使わせていただきました。
我が家には存在しない家電なので興味深々です。
家で精米するとか、なかなかの労力をかけているな…とは思いましたが、それだけでご飯っておいしくなるんですね。
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1)そもそも精米とは?
あまり、普段精米という行為をしないので一応調べてみました。
田んぼからとってきた稲についているの身の部分が、籾殻のついた状態の「籾」(もみ)、籾殻を取ったものが「玄米」、玄米の回りについているヌカと胚芽を削ったものを「白米」というのだそうです。
籾→玄米→白米
精米とは玄米を削って白米にするための作業のことを指します。
余談ですが、日本酒のラベルに貼られている精米歩合(せいまいぶあい)とは、玄米から白米をするに当たって精米で削った米の割合を指します。
パーセンテージが小さいほど、削った量が多いことになります。
清酒が70%、大吟醸は50%くらい。イメージ的には白米を更に削って、純白な状態です。
普通に食べる場合はここまで削りませんが、お酒の場合は回りのヌカや栄養になりそうな部分が残っていると雑味に繋がるのだそうです。
大分削るとフルーティーな良い香りがする日本酒になるのですが、これを吟醸香といいます。昔、もやしもんで読みました(笑)
と、本当に余談でしたが大吟醸って贅沢なお酒だな…と今更ながらに思いました。米を半分近く削ってるわけですしね。
2)TWINBIRD製 精米器 精米御膳
ウルトラ脱線しましたが、今回ご紹介するのはTWINBIRD製コンパクト精米器「 精米御膳 」です。
①スペック
本体重量:3.3Kg
消費電力:175W
電源コード長:1.4m
定格時間:15分
精米:ぶつき精米機能
容量:1~4合
付属品:玄米用計量カップ
ガジェットと違って、スペック見ても語れることが少ないのが寂しいところですが、精米所の精米機と同じようなことができます。
②ぱっと見の印象
コンパクトとついていますが、小さめの炊飯器くらいのサイズはあるので、それなりにスペースを取ります。
そしてコンパクトという枕詞とは裏腹に4合精米出来るので、4人家族なら2食分は一発で精米できる計算なので、なかなか出来る奴だと思います。
お米を炊く直前に食べる分だけ精米するのがポピュラーな使い方なので、十分だと思います。
因みにこちらのご家庭では玄米が常備されているので、精米は毎回しているみたいです。
それって、結構大変なのでは…!?
後は、白米そのものを更に研いてから食べるご家庭も多いみたいです。
お米は精米してから暫く経つと酸化してきます。そうすると当然ですが、味が落ちます。
つまり、食べる前に米の表面を少し削ると美味しくなるわけです。
削れば削るほど味は良くなりますが、栄養価は減っていきます。玄米はヌカの部分に栄養が蓄積されているので、味は微妙ですが体にはよいのです。
間を取るなら精米は「七ぶつき」がベターかも?
3)外観と使い方
さて、前振りいたしましたが、「七ぶつき」とは何かというと、玄米を精米する際に胚芽やヌカを残して削ったり、白米の一歩手前まで削って栄養価が高い状態で精米することを「ぶつき精米」といいます。
ぶつき精米一ぶつき:ヌカ胚芽はそのまま
三ぶつき:胚芽なし。ヌカは健在
五ぶつき:ヌカも大分削った
七ぶつき:結構白い。ヌカも多少あり
白米:白い。ヌカほぼなし。
因みに1分つきはこのマシンではできませんが、一応説明のために書いております。
ということで、七分つきで四合の玄米を精米していきたいと思います。息子氏に玄米を入れてもらいます。
玄米なので茶色っぽいですが、こんなもんです。
スタートを押して開始します。大体、3~5分程度で精米は完了します。
精米中の挙動は動画でご確認ください。意外と静かなんですよ。例によって15秒程度の動画です。
暫くすると白くなりました。
白米をカゴごと取り出します。
こちらがヌカになります。
意外とヌカ大量にとれます。4合でこぶし大くらいの量がとれるのでぬか漬けとかにも使えます。
後片付けの兼ね合いもあるので、新聞紙を敷いて、ビニール袋などを用意しておくと良いと思います。
「ぬか」ってこんなにとれるもんなんですね。
3)まとめ
精米したご飯を頂いたのですが、とても美味しかったです。
そして、…例によって炊いたご飯を撮影忘れるという失態を犯したわけですが…。
お米って買ってきた直後はおいしいけど、最後の方に残ったお米って食べた時の感動がなくなるので、毎回精米すれば美味しいご飯が食べられるのでしょうね。
こちらの精米機のポイントはこちらです。
ポイント・精米可能なのは4合まで
・意外と稼働音が静か
・操作が簡単
・お手入れは意外と簡単
・価格は10000円前後
操作は意味がわかれば、説明書が不要なくらい簡単な仕組みなので誰でも操作できます。
ただ、我が家でこれを毎回やるの手間なので多分使うことは一生無いだろうな…。
精米から炊飯までやってくれる炊飯器が出たら買うかもしれませんがそれはないだろうなぁ…。
そういえば、今回のブログはライトな内容にしようと思ったのですが、気が付いたら結構な文字数になっていました。
これは当方の性格の問題ですね…。
さて、次々回(※次回ではありません)予告ですが近々ディズニーに行く予定なので、久々のディズニーネタを予定しております。
では、また!
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