コポコポと淹れる。コーヒーの香りが漂う場所
こんにちは。いのっちです。
何か、あまり外出せずに楽しめる趣味の一つにコーヒーを淹れて飲むというのがあります。
もっとも、大したこだわりもないのでその辺で買ってきたコーヒーをコーヒーメーカーで淹れているだけなんですが、前から気になっているお店があったので行ってみました。
今回はコーヒー販売専門店のコーヒーのお話。
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１）コーヒーの香る部屋
近所にあるコーヒー店は個人商店です。
外から見ると小さな棚がうっすら見えるだけで、店内はよく見えませんでした。
気になるけど中がよく見えないので少し躊躇していたんですが、今回は思いきって入ってみました。
たのもう！
…とは言いませんでしたが、ガラガラとガラス戸のドアを開けると六畳くらいの小さな店内が見えました。
その瞬間、ブワッとコーヒーの濃い香りに包まれました。
鼻だけではなく、口で呼吸をする度にコーヒーの香りが舌の上を漂うのです。これは凄い！
ふと、横を見ると古めかしい機械の上に焙煎されたコーヒー豆がザラザラと置かれていました。
反対側を見ると外から見える陳列棚が見えました。
あれ？意外と小さいぞ。所狭しとコーヒーが並べられています。
キョロキョロしていると、店の主人が目に入りました。
「いらっしゃい。何をお求め？」
ははは・・・実はコーヒーの種類全然わからないのでそれも混みで入りました。
オススメのコーヒーは？
店の店主は初老のおじさんでした。
うちのかみさん曰く、ここの店主はいつも店の中から外をよく眺めているそうです。
「あまりコーヒー詳しくないんですけど、オススメありますか？」
「だったら、マンデリンだね」即答でした。
マンデリンはインドネシア原産の豆で、日本人の下に良く馴染む代表的なコーヒー豆のようです。
なるほど、こちらが素人なのを理解した上での即答だったわけです。
確かにいきなり奇抜な味コーヒーを薦められても困りますしね。
コーヒーの挽き方
豆のひき方どうするよ？
これまた、よくわかんないからオススメのひき方を聞いてみました。
「とりあえず中挽きがいいよ。中挽きは普通にドリップして飲むのに向いてるから」
細かく引くこともできるけど、フィルターの目がつまったりするから普通のコーヒーメーカー向きではないといっていました。
なるほど。
一応少し調べたのですが、どうやらコーヒーを抽出する機器によってドリップの時間が変わったりするので機器に合わせて引き方を変えるみたいです。
うむ、よくわからないが家のコーヒーメーカーは一般的なやつなので一般的な挽き方をオススメしてくれたみたいです。
余談ですが、粗びきした際は通常の２倍の量のコーヒーでドリップすると、香りが引き立ちスッキリした味わいになるとか。
なんか、奥が深いんですね。コーヒーって。
他にも豆の焙煎の仕方（焙煎とはコーヒー豆を炒ることを指します）とかで味が変わったりと色々あるみたいです。
この辺は素人なので深追いせずに美味しく飲めればいいかということで。
２）コーヒーの保存方法
「１回飲んだら暫く飲まないでしょ？」
と、おじさんに言われ、
「そうですね（勿体無いから）」
と答えた当方に保存方法を教えてくれました。
一度開封したら、袋ごとラップで巻いて、冷凍保存しておくと香りのガスが出ないからオススメといわれました。
コーヒーの達人（だと思う）の助言は素直に聞きます。
しっかり密閉して、ラップで巻きます。
冷凍庫にしまいした。
しかし、おじさんはなんで当方が１回飲んだら暫くコーヒーを入れないと思ったのでしょうか？
ふむ、当方がケチくさそうに見えたのかな？
おじさん、鋭い！
因みに冷凍したコーヒーは常温に戻してからドリップしないといけないみたいです。
これも一応調べたのですが、冷凍保存は長期間飲まない人向けの保存方法らしく、１ヶ月以内に飲み切る前提なら冷蔵の方が良いとありました。
３）感想
コーヒーの入った袋を開封すると、閉じ込められていた香りの成分が部屋の中に広がりました。
おおっいい匂い！
香りが良いのに加えて、酸味が少なく癖が無くて飲みやすかいコーヒーでした。
明らかにいつも飲んでいるコーヒーよりもおいしいです。
このコーヒー少し余ったので、ミルクを足してカフェオレにしました。
いつものカフェオレよりもすっきりしていて、おいしいです。
良い店を見つけた！また行こう！・・・と思ったんですけどね。
おじさん曰く、「コロナが終わらないと仕入れができないから困ってんだよな。」
販売は在庫に頼っているので基本的に１２時にはお店を閉めてしまうそうです。
もっとも、緊急事態宣言もでているのでその辺の配慮もあってのこととか。
まあ、仕方ないですよね。
折角、美味しいコーヒーの売っているお店を発見したけど、そのうちお店も休業になりそうな雰囲気でした。
まぁ、時間をかけてゆっくりコーヒーを嗜むことにしました。
では、また！
rapisino.hatenablog.com
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