2020/6/30 追記
こんにちは。いのっちです。
スマホの画面をテレビに映したことありますか?
これをミラーリングと呼びます。
ミラーリングをする方法はいくつかあるのですが、Androidなら「キャスト」、iPhoneなら「AirPlay」、もしくはHDMIケーブルで…と、少し調べただけでも三種類はでてきます。
ガジェット好きの当方でも接続方法が多くてどれが最適な方法なのかわからなくなることがあります。
実は「キャスト」してるのにテレビにスマホの画面が映らない事件が最近ありまして、改めて調べるとテレビにスマホの画面を映す方法が沢山ありました。
ガジェット好きとしては放置できない事案なので調査してみました。
ということで、スマホの画面をテレビで映すのに何が最適なのか検証も含めつつ、オススメの接続方法を解説していきたいと思います。
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1)無線での接続方法
①ミラキャスト(Miracast)
Androidスマホの画面をミラキャストに対応したTVなどで一対一で直接通信ができるのが特長です。
例えば最近のテレビなどにはミラキャストに対応しているものも多いので、スマホとTVを接続するポピュラーな方法になっています。
勿論、後付けの中継機器も販売されているので、テレビのHDMIコネクタに後付けのミラキャスト機器を接続して画面を映すなんてこともできます。
ミラキャストは一番普及している規格…だと思っていたのですが、実はまた別の規格があります。
それが「クロームキャスト(Chromecast)」です。
・・・分かりづらいのですが、ミラキャストとは別ものなんですよ。
故に騙されてしまったのですが、後付けのミラキャスト対応機器を接続してスマホの画面を映そうとして、スマホの「キャスト」ボタンを押したのですが何故か接続先の機器が一向に出てこなかったことがありました。
つまり、ミラキャストとキャストは別物なので接続できなかったのです。
ということで、お次は「キャスト」もとい「クロームキャスト」です。
②グーグルクロームキャスト(GoogleChromecast)
ミラキャストはミラキャスト対応機器と1対1なのに対して、グーグルキャストは自宅のWi-Fiに接続されていてグーグルキャストに対応している機器であればどこでも画面を映すことが可能です。
1つハードルがあるとすれば機器同士が自宅のWi-Fiに接続されていないと使えないことです。
ネット環境にデバイスを接続するのは昨今だと珍しくもないので驚くポイントではないかもしれませんが、ミラキャストの方が接続に関しては単純明快故の安心感があります。
③AirPlay(エアプレイ)
実はやっていること自体は「ミラキャスト」と同じです。
故に、AppleTVなどの中継機器が無いとテレビに映せないなどの欠点があります。
ただし、AmazonのFire TV StickやAndroid TV Boxを使えば話は別です。
Fire TV Stickはアプリケーションを追加することができるのですが、AirPlayに対応したアプリをインストールしておくと、iPhoneの画面も映せるし、Androidの画面も映すことができるようになります。
因みにFire TV StickのアプリはAirRecieverという有償の製品になります。
有償と言っても数百円レベルの話なのでお金を払っておけば、どんなスマホの画面でも映すことができる便利アイテムにに早変わりです。
興味がある方は是非、こちらの記事もお読みください。
rapisino.hatenablog.com
2)有線での接続方法
ただ、ケーブルが邪魔という欠点はありますが。
①HDMIケーブル
HDMIはテレビやHDDレコーダー、Bluerayプレーヤーなどの映像や音声を一本のケーブルで送信できる規格になります。
皆さんもよく使うポピュラーなケーブルだと思います。
因みにHDMIケーブルって実はサイズが5種類あります。当方が確認しているのは以下の3サイズです。
・ミニサイズ
・マイクロサイズ
因みに、ミニやマイクロも使ったことはあるし、持ってもいるのですが、正直この端子は非常に珍しいと思います。皆さんが良く目にする標準サイズは最近のノートパソコンにも搭載されているし、一番普及しています。
マイクロHDMIの端子は一昔前のスマホに搭載されていることが結構あったんですが、USBポート意外にHDMIの口を設けるのが機構的にも費用的にも微妙だったのでしょうね。
最近では全く見かけなくなりました。
②USB to HDMI(MHL)ケーブル
マイクロHDMIを見かけなくなった代わりにUSBにHDMIの機能も搭載した製品が世の中にはあります。
HDMI対応のUSBのことをMHLと言います。
ただ、この規格に対応しているスマホが少なく接続しても使えないケースが多々あります。
因みに我が家のスマホ、タブレットは全滅しました。
なので、こちらの製品に関しては特にオススメはしていません。
③Lightning to HDMI変換コネクタ
Apple製のLightning - Digital AVアダプタを使うことで画面を映すことが可能です。
有線なので挿せば使えるという単純明快仕様なのが素晴らしいです。
欠点は純正ケーブルは値段が高いのです。
純正でなくても良いならこちらが無難です。
因みに当方はアホなので純正の変換ケーブルを持っています。
まぁ、最近使っていなくてどっかにいってしまったしまいましたが・・・。
3)オススメのミラーリング方法は?
①無線でのミラーリング
結局はいろんな接続方法を網羅しているこちらの製品が無難です。
Fire TV Stickでミラーリング
アレコレ悩むくらいならFire TV Stickを1本買っておけば済む話です。
以下が良いところです。
②様々なスマホに対応可
③prime会員なら動画も見れる
欠点はガジェット慣れしていないと少し手こずるかも。
ということで、設定方法を少しだけ説明したいと思います。
FireTVStickに以下のアプリ(有償)をインストールして、起動します。
起動するとこんな画面でますが、特に何かする必要はありません。このままにしておいて下さい。
因みにAndroidスマホの場合は、このアプリを入れなくても、FireTVStick側の標準機能のミラーリングで画面が写る可能性があるので、試してからご購入ください。
Android端末側の「キャスト」を選択で画面が出ます。後はFireTVStick側のデバイスを選択すればオッケーです。
iPhoneは画面下をスワイプすると、「ミラーリング」というボタンがあるので、選択して
ここから先はAndroidと操作手順は同じです。
因みに我が家のFire TV Stickは古いためか動作が安定せず。
以前は使えたんですけどね。
Android TV Box H96 Max Plusでミラーリング
後はAndroid TV Boxも秀逸です。大まかにいうとFireTVStickと同じような仕組みのものなんですが、Androidのアプリをインストールできたりするので、当方はパソコン代わりに使ったりすることもあります。
勿論、NetFlixやAmazonPrimeビデオなどの動画配信アプリにも対応しています。
値段は高くはないのですが、ガジェット慣れしていない人には少しハードルが高いかもしれません。
故にこの製品だけは一番最後に書かせて頂きました。
因みにこちらの記事で詳しく解説しているので興味がある方は併せてお読みください。
rapisino.hatenablog.com
Chromecast(第三世代)でミラーリング
Google Chromecastをつかってもスマホの画面をミラーリングすることが可能です。
Androidのスマホは勿論、iPhoneも可能です。
注意点としてはiPhoneに限って言うとAppleストアで以下のようなアプリをいれないと使えません。
apps.apple.comなので、上記のようなアプリを含めて導入をご検討されるのが間違いありません。
余談ですが、2020年11月に発売されたChromecast with Google TVでも、アプリをインストールすることで接続可能です。
興味がある方はこちらの記事も是非ご覧ください。
rapisino.hatenablog.com
②有線でiPhoneをミラーリングするなら「Lightning to HDMI変換コネクタ」
因みにiPhoneしか持っていない方は普通にケーブルで接続するのは無難にオススメです。
因みにAndroidの場合は有線での接続は調べないと対応しているかどうかわらかないのでオススメしません。大人しく無線で接続しましょう。
いかがでしたでしょうか?
スマホの画面をテレビに映す方法を軽くご紹介するつもりが、結構なボリュームになってしまいました。
いつも思うのですが規格は覇権争いが凄くて、少々辟易します。
ガジェット好きでも間違えてしまうほど規格が乱立しているということは、興味のない方はもっとわからないということなので、関係者は是非その辺を考慮してほしいと思います。
さて、この記事を書くのにひっそり6時間程かかったので、この辺でお暇させていただきます。
では、また!
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